担当教員の専門分野における少人数による演習形式の授業です。地域生態学に関わるテーマの中で、学生が課題を実際の現場との関わりにおいて見い出し、文献研究と同時に現地で自ら設定した課題の解決を目指します。関連する文献の講読、地域調査・分析の方法など、実践的な理論と手法に関する知識・技術を深めます。
○授業の到達目標
地域生態学の研究内容を理解し、地域生態学の研究に活用できる専門的な知識とスキルを育成するため、以下の点を到達目標とする。
- 地域生態学の研究について理解し、説明できること
- 地域生態学の研究に求められる基本的な調査スキルを身につけていること
- 地域生態学の応用研究について、基本的な事例を説明できること
○授業の構成
教員がこれまでに行ってきた研究活動を紹介します(2回)。地域生態学の視点から、地域の資源や課題を現場で確認する巡検を行います(4回分)。日本語テキストの輪読を行います(3回)。関係する日本語や英語の文献を読み込みます(3回)。参加者それぞれが関心のある研究テーマを紹介し、教員がコメントします(3回)。
導入
1-2.地域生態学の研究とは
巡検
3-6.地域生態学の実際(現地巡検・研究集会への参加)
文献講読
7-9.地域生態学の文献講読(課題図書の輪読)
10-12.地域生態学の文献紹介(関連論文の紹介)
方法
13-15.地域生態学の応用(発表)